環境教育(図書)

2017/01/31

季刊 政策・経営研究 2014 Vol.1 特集:21世紀の国土・自然資源管理

出版年月: 2014年1月発行・出版元: 三菱UFJリサーチ&コンサルティング株式会社分類: 図書

生物多様性は、国際的な観点からも最も重要な環境問題の一つであると認識されつつある。しかしその一方で、生物多様性の保全と持続可能な利用の実現に向けては課題が山積している。たとえば日本において、生物多様性資源は農山漁村に偏在している。一方で、本格的な人口減少時代を迎える中で、生物多様性資源の母体となる農山漁村の維持そのものについて、今後はより踏み込んだ議論を展開せざるを得ないという現実がある。

本特集ではこれらの2つの潮流を結びつけること、つまり生物多様性が持つ資源の可能性を新たに引き出すという未来志向の戦略へ舵を切ることが、結果として農山村の再生と国土の持続可能な長期展望をも可能にするのではないかと考えた。

ただし、その実現には、法的制度に加え、経済メカニズムの活用や人材育成等、総合的なアプローチが必要となる。社内外の第一線で活躍する実務家・研究者の論文をとりまとめ、今後の議論の土台を提供する論文集を目指すこととした。

これら一連の論考が、これからの生物多様性を巡る議論において一助となれば幸いである。
(同EDITOR’S NOTE 参照)

2016/12/26

牡蠣とトランク

出版年月: 2015年6月発行・出版元: 鈴木隆一分類: 図書

牡蠣(かき)の友情

話は50年前にさかのぼる──
フランスの牡蠣(かき)にウィルス性の病気が発生、フランス料理には欠くことができない牡蠣が絶滅の危機に瀕した。これを伝え聞いた漁師たちは「よし、宮城ダネ(牡蠣の種苗)を送って助けよう」と立ち上がった。
東日本大震災で牡蠣養殖のイカダが全滅したことを知ったフランスでは「今こそ恩返し!」とばかりに料理人組合が音頭をとって支援にのり出した。
フランス料理界の大御所アラン・デュカスらのよびかけに、日頃から環境問題に熱心なルイ・ヴィトンも支援に加わった。

本書は、大震災・大津波の貴重な証言記録であるとともに、牡蠣の友情がはぐくんだ絆が、いまいっそう力強く日仏を結びつけた感動の物語でもある。

2016/11/28

SDGsと開発教育~持続可能な開発目標のための学び

出版年月: 2016年8月発行・出版元: 学文社分類: 図書

本書は、開発教育とは何か、開発理論・国際協力、人類共通の課題、開発の対象と担い手、の4部で構成されており、関心のある項目ごとに理解を進めることが可能。開発教育の実践(モジュール)は元来、世界各国の参加型学習の理念や手法を採りいれながら発展してきてものであり、日本の教育分野で近年推奨されているアクティブ・ラーニングに即応可能である。その観点からも、各章末に掲げている「本章を深めるための課題」は、授業や市民活動などでの学びあいに役立つ問いが設定されている。

2016/10/31

仕事おこしワークショップ

出版年月: 2012年10月発行・出版元: 自治体研究社分類: 図書

本書でいう「仕事おこし」とは、市民が自発的に、地域や社会が抱える課題を解決するための行動を、自分達の仕事として起こしていくことをさしています。その実行計画を、仲間たちの対話と作業をつうじて構築していく試みを「仕事おこしワークショップ」と表現しています。本書は、環境や福祉、教育、文化、産業振興などのさまざまな分野における地域づくり活動または地域おこし活動を立ち上げてみたいと考えている人たちに読んでいただけることを願っています。

2016/10/31

環境アセス&VRクラウド 環境コミュニケーションの新展開

出版年月: 2015年11月発行・出版元: フォーラムエイト パブリッシング分類: 図書

本書では、環境アセスメントの分野において、3D-VR(三次元バーチャルリアリティ)技術やクラウド・コンピューティング技術を活用することで、環境アセスを身近で、分かりやすいものにしようという提案と実践例を紹介します。あわせて、まちづくり・地域づくりの分野での利用促進を提案しています。

2016/10/31

地域づくりワークショップ入門 対話を楽しむ計画づくり

出版年月: 2004年8月発行・出版元: ㈱自治体研究社分類: 図書

今、NPOなどの非政府・非営利の市民活動が新しい社会建設の担い手として注目されています。この時代の流れを積極的に受けとめて、住民が地域づくりを主体的にすすめていくことで、地球規模での共通課題となっている持続可能な社会の構築に寄与したいものです。本書は、未熟ながら、地域づくりの分野での参加手法についての筆者の実践を紹介しながら、その担い手となるNPOなど市民活動の役割について述べていきます。

2016/10/31

つくってみよう!まちの安全・安心マップ

出版年月: 2008年7月発行・出版元: ㈱自治体研究社分類: 図書

住民が主体となって安全・安心なまちづくりをすすめていくために、マップづくりを通して地域の情報を共有することが大切であると言われ、取り組み事例も増えてきています。本書は筆者の実践をもとに、何を準備したらいいのか、どのように地図上に表現し、活用するのかなど、取り組みの手ほどきとなる情報・手順を紹介したものです。本書を参考に、さらに独創的な「安全・安心マップ」が生み出され、広がっていくことを期待します。

2016/09/29

人を育み、利益をもたらす 会社を強くする習慣

出版年月: 2016年7月発行・出版元: ダイヤモンド社分類: 図書

整理・整頓・清掃を徹底するという習慣は、どんな規模、どんな業態においても、会社を強くする土台になり、特別な知識や技術は必要なく、誰からでも今日から始められます。
本書では、これまで取り組んできた「会社を強くする習慣」の秘密を余すところなく紹介するとともに、業績が回復する以前のこともお話します。ノウハウや事例を通じ、みなさんの一助になれば幸いです。

 

2016/08/30

サステイナビリティ学 ②気候変動と低炭素社会

出版年月: 2010年9月発行・出版元: 東京大学出版会分類: 図書

<知>の統合による地球持続性への挑戦

IPCCの成果や国際的な合意形成に注目しながら、低炭素社会実現のためのビジョンや気候変動への適応戦略を提示、気候モデル、環境税、低炭素都市づくりなど、さまざまな具体例を紹介する。

2016/08/30

地球の善い一部になる。

出版年月: 2016年1月発行・出版元: 著者:小林光 発行者:小路明善分類: 図書

環境にいいものを買ったり、使ったり。消費も、立派なエコになる。

人類社会がうまく回っていくためにも、環境との関係を、平和なものに変えていかなければなりません。本書は、どのようにしたら人類が地球の善い乗組員になれるのか、その方策を実践的に考察したものです。