四国のすごい! Shikoku’s that is awesome! 了不起的四国![四国EPOがすごいと思った四国の環境情報をお知らせします]
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マイボトルの利用促進に向けたオアシスマップの作成

海に流出しているプラスチックごみの問題がニュースで頻繁でとりあげられるようになりました。この問題は、持続可能な開発のための2030アジェンダ(SDGs)の目標14にも明記されており、海洋ごみの削減や海洋汚染の防止は世界的な課題となっています。

私たちの生活の中で、現在、プラスチック製品は大量に使われています。一部、リサイクルされているものもありますが、自然界へ流出したプラスチックは破片化(マイクロプラスチック)し、魚や鳥の体内に蓄積されるなどの生態系への影響が懸念されています。

プラスチックごみ削減に向けての取り組みが、さまざまな所で検討され始めている今、香川県のNPO法人アーキペラゴの呼びかけで使い捨て飲料用プラスチックボトル(飲料ペットボトル)を削減し、マイボトル(水筒)の使用を推進する取り組みが始まりました。

マイボトルを使ったことのある方は、途中で飲みきって困った経験をお持ちの方も多いと思います。この取り組みは、マイボトルの水やお湯の補給に協力してもらえる店舗や公園、公共施設等の情報を収集し、オアシスマップとして公表していくものです。補給に協力してもらえる店舗等へは、ステッカーの配布も行います。http://www.archipelago.or.jp/scf/oasismap/

取り組みに賛同くださった飲食店の第1号は高松市内のうどん屋さんでした。アーキペラゴでは、年内に200箇所の補給ステーション開設を目指しているそうです。

  

香川発の取り組みが、全国、世界に広がるように、私たちも応援していきたいと思います。

後継者をそだてる取組~勝浦川流域フィールド講座~

勝浦川流域フィールド講座は、徳島県勝浦郡、小松島市、徳島市を流れる勝浦川の流域をフィールドに、自然の魅力や課題を学ぶ連続講座である。講座内容は、自然と人の生活とのつながりや、自然環境が直面している課題などを、研究者や取組実践者から座学とフィールドワークを通して学ぶプログラムになっている。必要な条件を満たせば、徳島県から生物多様性リーダーに認定される。四国のように自然が身近にある環境であっても、森林の荒廃や生物生息域、種の減少などは広く知られていない。遠くから見ているだけではわからない、切迫した現状を知る機会にもなっている。

この講座は2018年で第5回を迎え、たくさんの生物多様性リーダーが育っている。生物多様性リーダーは、とくしま生物多様性リーダーチームを結成し、それぞれが得意な分野で、生物多様性の重要性や保全について発信を行ったり、フィールド講座の講師やスタッフを務めたりしている。さらに、講師を務める市民団体や環境団体の代表自身のスキルアップにもつながっている。このように、人材育成のしくみと、講座修了生が生物多様性リーダーとして活躍していることが評価され、生物多様性アクション大賞2017ふれよう部門優秀賞を受賞した。2018年度も4月から講座が開講され、新しいリーダーが育っていく。

多くの団体で課題になっている人材育成や、後継者育成のヒントがこの取組にあるのではないか。

 

第3回四国環境パートナーシップ表彰

第3回目となる四国環境パートナーシップ表彰は、ESD環境教育部門に加え、地域課題解決アイデア部門を新設し、市民団体や高校、企業などからたくさんのご応募をいただきました。審査委員による選考の結果、この度、計6団体のみなさんが受賞となりました。

Ⅰ.ESD環境教育部門 
①パートナーシップ大賞(特別賞)
活動名: 「大野豆」復活とその次代への継承活動~地産地消を通じて~
団体名:大野豆プロジェクト

②優秀賞
活動名: 森林の想いを音色にのせて~カホンを使った森林・環境教育~
団体名:愛媛県立上浮穴高等学校 森林環境科 カホンプロジェクトチーム

③優秀賞
活動名:地域の持続可能な社会を目指す取組
団体名: 愛媛県立西条高等学校油系女子

④優秀賞
活動名:ESDの観点による宇和海の環境保全活動
団体名: 愛媛県立宇和島水産高等学校

Ⅱ.地域課題解決部門
⑤優秀賞
活動名:せとうちクリーンアップフォーラム
団体名: NPO法人 アーキペラゴ

⑥優秀賞
活動名:パブリック環境保全活動
団体名:株式会社 パブリック

3月14日(水)に開催した「第3回四国環境パートナーシップ表彰 表彰式」では、環境省中国四国地方環境事務所高松事務所の宇賀神所長より各受賞団体に対し、賞状が手渡されました。また、昨年度より協賛いただいている、三井住友海上あいおい生命保険株式会社四国営業部の協賛を得て、「生命保険のエコ手続で四国の環境保護活動を応援しよう!」の趣旨のもと、申込時にオンラインで申し込みがあった件数に応じて、いただいた寄付金を特別賞として1団体に授与いただきました。

表彰式後の各団体による活動発表では、普段なかなか関わることのない多様な主体や関心の薄い層を巻き込む手法や、地域の課題解決に取り組む過程など、取り組みを進める上での課題やヒントの参考になる事例などが共有されました。また、団体同士で新たなつながりを得たり、情報交換を行うなど、限られた時間ではありましたが、学びあいの場となりました。

今回の募集にあたり、四国四県からたくさんの取り組みがよせられました。どの取り組みも素晴らしく、住んでいる地域をより良くしたいという想いと活動により地域の環境が支えられていることを実感しました。四国環境パートナーシップ表彰を含め、皆さまの更なる活動を、四国EPOとして引き続き応援するとともに、学びあいの場づくりを進めていきたいと思います。