2014/11/24

四国にバカがいた -四国新道物語-

出版年月: 2014年発行・出版元: (株)文芸社 分類: 図書

明治の時代、大久保じん之丞は、四国新道建設という確かな業績を残しながらも、派手さがないゆえに、いま忘れさられようとしている。
国や地方の制度が十分に整わず、経済基盤も弱いなか、周囲から“ほら吹き”と嘲笑されながらも、世にこびることなく、おごることもなく、四国の近代化に向けて、ひたすら走りつづけた。
そのこころは、何であったのか──。