助成金等情報 [全国] 2020/01/24

子どもの未来のための協働促進助成事業(~3/2)

■背景
国や地方公共団体が対応困難な社会的課題の解決を図ることを目的に、金融機関で10年以上取引のない休眠預金等を活用した「民間公益活動を促進するための休眠預金等に係る資金の活用に関する法律」が2018年に施行されました。

2019年から本格的に公益事業への助成に向けた事業が始まっており、今回、当団体(特定非営利活動法人エティック)は指定活用団体である一般財団法人日本民間公益活動連携機構(JANPIA)より資金分配団体に採択されました。

※JANPIAが採択した資金分配団体22団体の一覧は「資金分配団体の決定について」を参照ください。
※休眠預金活用の流れは「JANPIA作成のパンフレット」を参照ください。
※休眠預金に関する詳細と問い合わせは「内閣府HP」を参照ください。
(下記詳細ページよりアクセスいただけます。)

■助成概要(詳細は公募要領をご確認ください)
【助成期間】
2020年5月(予定)~2023年3月(3年間)

【助成金額】
上限:1団体当たり最大6000万円/3年
助成金額総額:1億7,500万円/3年(評価関連経費を除く)

【採択団体数(予定)】
3~5団体

【対象となる事業】(必ずご覧ください):
以下の2つの要件をともに満たす事業が対象になります。

(1)児童虐待、貧困、いじめ、教育格差、自殺など、子ども・若者やその家族等を取り巻く困難かつ複雑な社会問題の「予防」「早期発見」「対応」ができる地域や社会のシステムづくりを目的に、①当事者、②家族や親族等、③支援者などの支援を行う事業

※「若者」が指す年齢は、主に10代・20代を想定しています。
※「対応」には短期的な対応(例:当事者の保護)だけではなく、中長期的な対応(例:当事者の自立支援)も含みます。

(2)上記社会問題の「予防」「早期発見」「対応」を、実行団体の介入による直接の事業成果のみで達成するのではなく、協働するマルチステークホルダー(他の支援者や行政、関係機関、当事者やその家族等など)の成長や、異なる組織間の連携・関係性の質を高めることで、達成しようとする取り組みであること。その結果として、現在~未来の子ども・若者やその家族等にとってのより良い変化(質的・量的)を志向する取り組みであること。

※実行団体の介入による直接の事業成果のみを目的とした事業は対象となりません。
 他の助成事業への応募をご検討いただければ幸いです。
※助成期間内に、他のステークホルダー(他の支援者や行政、関係機関、当事者やその家族等など)との対話・連携・協働を推進していただくため、今回はそのための基盤となるネットワークや関係者間での合意や問題意識の共有が既にあるかどうかが審査基準に含まれます。ご留意ください。
※本助成金を活用し、他の団体や個人に助成金を提供すること(再助成)はできません(委託は可能です。)

【対象となる団体】
民間の非営利組織(特定非営利活動法人、一般社団法人、社会福祉法人等)

・株式会社等の営利法人は対象となりません。ご了承ください。
・1団体1申請に限ります。
・法人格を有しない任意団体の応募も可能です。但し、本事業は連携・協働を推進して頂く前提として、既に一定程度(2年以上を目安)の活動経験、実行体制、十分なガバナンス・コンプライアンス体制を有している、法人格のある団体に対する助成を想定しております。任意団体の場合は、同等の活動経験や実行体制、事業予算規模、本公募要領に定める程度のガバナンス・コンプライアンス体制を有する場合のみ対象となります。任意団体での応募を検討されている場合は、可能な限り事前にご相談ください。
・複数の組織が協働で事務局を担うコンソーシアム型の応募も可能です。その場合は体制図にその旨をご記載ください。ただし、その場合も主幹事となる団体(民間の非営利組織に限る)を決めて頂き、資金分配団体であるエティックはその団体に対して助成金の支払いや契約手続き等を行います(主幹事団体以外のガバナンスやコンプライアンスに関しては個別に調整いたします)。

【対象となる地域】
日本全国

■公募要領・申請書類・申請方法
公募要領および申請書類を公開しました。(2020年1月20日)
※公募要領・申請書類のうち様式1〜4については、下記詳細ページよりダウンロードできます。

・詳細は公募要領内別添1の「申請に必要な書類チェックリスト」をご確認ください
・上記資料作成の参考として、積算の手引きもご参照ください。

※「実行団体向け清算の手引き」は1月下旬に公開予定
※法⼈格がある場合は、定款、登記事項証明書、事業報告書、決算報告書類も提出必要
※法⼈格がない場合は、団体の目的及び事業内容、決算の状況が分かる資料も提出必要
※その他団体パンフレットや広報誌等参考となるものがあれば提出可

【提出方法】
原則Eメールでの提出になります。
件名は【休眠預金応募・〇〇〇(団体名)】として提出書類一式をデータで下記まで送付ください。紙での提出は不要です。

宛先:特定非営利活動法人エティック 「子どもの未来のための協働促進助成事業」事務局 担当:本木・佐藤
E-mailアドレス apply_kyumin◎etic.or.jp(メールの際は、◎を@にご変更ください。)

【申請締め切り】
2020年3月2日(月)15:00必着

■公募プロセスとスケジュール
1月20日・・・公募開始(公募要領等公開)
1月20日(月)・27日(月)・・・説明会
3月2日(月)15:00・・・公募締切
3月~4月・・・審査
 ・一次審査:書類審査
  ⇒ 3月下旬に結果通知
 ・二次審査:面接審査(4月上旬を予定)
4月下旬・・・採択結果のご連絡
5月・・・契約締結
5月~6月・・・助成金の支払い(第1回)
→ 実行団体の事業開始

■個別相談(事前予約制、ETIC.事務所(渋谷)にて対面もしくはオンライン)
2019年12月23日(月)~2020年2月28日(金)に実施します。

支援内容(伴走支援等)
・支援チーム(エティックのスタッフおよび外部パートナーにより編成)による個別の伴走支援
・実行団体のニーズを踏まえた集合研修の実施(活動の振り返りと計画の見直し、外部講師を招いての勉強会、実行団体同士のネットワーキング・ノウハウ共有などを想定)
・人材採用支援、メンターやアドバイザー、評価の専門家等の紹介 連携候補となる他のNPOや企業、自治体・官公庁関係者、研究者等の紹介
・資金調達支援

【詳細】
https://kyuminyokin.etic.or.jp/