環境省が、令和7年度「体験の機会の場」と連携した環境教育・学習推進リーダー養成研修の開催~「企業・行政・住民が協働した環境まちづくりの現場・水島から学ぶ」-公害教育からつなぐ持続可能な開発のための教育(ESD)-~をお知らせ
環境省は、学校教職員のほか、行政関係者、民間企業、NPO/NGO、大学生・大学院生等の環境教育や体験活動、地域づくりに関心のある方を対象に、「体験の機会の場」に認定されているみずしま資料交流館(あさがおギャラリー)を運営する公益財団法人水島地域環境再生財団及びみずしま滞在型環境学習コンソーシアムと連携した研修を、岡山県倉敷市において開催します。開催日程は、令和7年7月12日(土)です。[環境省ホームページ 報道発表資料より]
【研修の目的】
環境省は、文部科学省の協力の下、持続可能な社会の構築を目指して、教職員等を対象とした「令和7年度教職員等環境教育・学習推進リーダー養成研修」を実施しています。
その一環として、体験の機会の場※1に認定されているみずしま資料交流館(あさがおギャラリー)※2と連携し、「企業・行政・住民が協働した環境まちづくりの現場・水島から学ぶ」をテーマに研修を行います。
本研修では、みずしま資料交流館の見学や水島コンビナートクルーズ、様々な主体による環境まちづくりの実践事例の紹介、参加者同士のグループワークなどを通じて、効果的な環境教育プログラムを企画、実践することができるリーダー人材を育成するための研修を行います。
また、同時に、本研修は環境教育や体験活動、地域づくりに関心のある多様な参加者を対象としており、持続可能な社会づくりに関心を持つ参加者間の交流、ネットワークの構築につながることを目的として実施します。
※1 体験の機会の場について
環境教育等促進法第20条に基づき、民間の土地・建物の所有者等がその土地・建物を自然体験活動等の体験活動の場として提供する場合に、申請に基づき、都道府県知事・指定都市等の認定を受けた体験活動の場です。
認定に当たっては、安全確保や実施体制に関することなどが要件となっており、環境教育の質の高さを担保するとともに、安心して参加できる体験活動の機会の提供につながっています。現在、本施設を含め全国34か所の場が認定を受けています。
※2 みずしま資料交流館(あさがおギャラリー)について
みずしま資料交流館(あさがおギャラリー)は、水島の歴史を学びながら多様な主体が対話する「みんなの資料館」をめざして設立されました。また、公益財団法人水島地域環境再生財団の拠点施設として、水島コンビナート地域をめぐりながら大気汚染公害の歴史・経験を学ぶSDGs学習のコーディネートをはじめ、展示や教材の提供などを通じた体験学習の機会を提供しています。
2023年7月、倉敷市長により、環境教育等促進法に基づく「体験の機会の場」に、倉敷市内で初めて認定されました。
[参考]
発表済みの令和7年度教職員等環境教育・学習推進リーダー養成研修の開催については、以下のとおりです。
・令和7年度教職員等環境教育・学習推進リーダー養成研修の開催について(令和7年5月2日付け環境省報道発表)
https://www.env.go.jp/press/press_04862.html
【日程・会場等】
日程:令和7年7月12日(土)9:30~16:30(予定)
会場:みずしま資料交流館(あさがおギャラリー)・倉敷市環境学習センターなど
主催:環境省
協力:文部科学省、「体験の機会の場」研究機構※3
※3 「体験の機会の場」研究機構について
都道府県知事等から「体験の機会の場」の認定を受けた事業者が、民間の立場から、体験プログラム等の更なる充実を図るために設立した任意団体で17団体が加盟。
【主な内容(予定)】
・みずしま資料交流館の見学
・水島コンビナートクルーズ
・環境まちづくりの実践事例の紹介
・グループワーク
・講義「学校とつながるワンポイントアドバイス」(關口 寿也氏:全国小中学校環境教育研究会 会長)
【申込方法等】
対象:環境教育や体験活動、地域づくりに関心のある方(学校教職員のほか、行政関係者、民間企業やNPO/NGOのスタッフ、大学生等)
申込方法:研修公式サイト内の各コース「お申込みフォーム」に必要事項を記入の上、送信ください。定員(25名)に達した場合は、募集を締め切ります。
公式サイト:https://www.jeef.or.jp/activities/esd_teacher/
申込フォーム:https://docs.google.com/forms/d/e/1FAIpQLSdxQu4mZIIHUhmzWCZ1kaW49Xprs43_itL9YbY5U8zA_oisLw/viewform
参加費:無料(ただし、交通費、宿泊代、昼食代は自己負担となります。)
アクセス:
① 無料送迎バス
往路:JR倉敷駅前 9:00出発予定
⇒ みずしま資料交流館 9:25到着予定
復路:研修会場(倉敷市環境学習センター)16:45出発予定
⇒ JR倉敷駅前17:05到着予定
② 水島臨海鉄道及び徒歩
水島臨海鉄道 栄駅を下車し、徒歩約5分
※倉敷市駅から栄駅 所要時間約25分
③ マイカー利用
※スマートムーブを推奨しています。できるだけ ①、② を御利用ください。
また、駐車台数に制限があるため、マイカー利用を希望の方は事前に事務局にお知らせください。
【研修に関してのお問合せ】
○公益社団法人日本環境教育フォーラム(研修運営事務局)内担当:金久保・中地
URL:https://www.jeef.or.jp/activities/esd_teacher/
MAIL:esd-kensyu◎jeef.or.jp(メールの際は、◎を@にご変更ください)
TEL:03-5834-2897
【詳細】
環境省ホームページ>報道・広報>報道発表一覧>令和7年度「体験の機会の場」と連携した環境教育・学習推進リーダー養成研修の開催~「企業・行政・住民が協働した環境まちづくりの現場・水島から学ぶ」-公害教育からつなぐ持続可能な開発のための教育(ESD)-~
https://www.env.go.jp/press/press_05011.html