お知らせ・募集 [全国] 2024/11/07

環境省が、「今後の里海づくりのあり方検討会(第1回)」 の開催についてお知らせ

1.環境省では、全国の閉鎖性海域等の沿岸域において、藻場干潟の保全と資源の利活用に取り組む「令和の里海づくり」を推進しています。
2.平成21、22年度の里海創生事業、令和4年度から行われている里海モデル事業等の成果や課題等を踏まえて、環境省が推進すべき「里海づくり」について検討するため、有識者等による「今後の里海づくりのあり方検討会」を開催いたします。[環境省ホームページ 報道発表一覧より]

【「今後の里海づくりのあり方検討会」について】
(1)背景
生物の産卵場所、生息・生育の場、水質浄化及び二酸化炭素の吸収・固定等の多面的な機能を有している藻場・干潟については、今後一層、保全・再生・創出を進めていくことが重要とされています。これらの藻場・干潟を含む沿岸域において、美しい自然と人の営みが古くから共生してきた場所は、「里海」と呼ばれています。
令和4年4月に施行された改正瀬戸内海環境保全特別措置法においては、再生・創出された藻場・干潟等も自然海浜保全地区に指定可能とするなど、一層の藻場・干潟の保全・再生・創出の推進を図ってきました。
近年では、2030年までに陸と海の30%以上を健全な生態系として保全することを目指す「30by30目標」に向けて、OECM(保護地域以外で生物多様性保全に資する地域)の設定を目指した取組が進められており、令和5年度からは、OECMへの登録を念頭に置いた「自然共生サイト」の認定制度が開始され、里海は海域の自然共生サイト登録の候補として期待されています。
このような状況から、環境省では、国内の沿岸域における生物多様性等を目的に、「令和の里海づくり」モデル事業をはじめとした、里海づくりを推進しています。
(2)目的
高度経済成長期における水質改善対策に一定の成果が見られているものの、依然として藻場・干潟は消失を続けているとともに、近年では、海洋プラスチックごみによる汚染、気候変動に伴う生態系への影響等の課題に対して引き続き対策を進めていくことに加えて、新たに顕在化している課題への対応が必要になっています。
これまでに実施されてきた里海づくりの成果や課題、周辺状況等を踏まえ、環境省が推進すべき「里海づくり」について検討するため、有識者等による「今後の里海づくりのあり方検討会」を開催いたします。検討結果は、提言として取りまとめ、提言等を踏まえ、来年度以降の環境省の「里海づくり」推進に向けて取り組んでいく予定です。

【開催する会議の日時及び場所】
日時:令和6年11月11日(月)14:30~16:30
場所:神戸国際会館セミナーハウス8階会議室(802・803号室)
住所:兵庫県神戸市中央区御幸通8-1-6

【開催形式】
対面とオンライン会議のハイブリット形式

【議題(予定)】
(1)準備会の指摘と対応
(2)今後の里海づくりのあり方検討会の目的
(3)過年度支援の里海づくり事業の成果等
(4)今後の里海づくりのあり方について

【資料について】
会議資料については、開催日までに以下ウェブサイトに掲載いたします。また、議事録については後日、同ページに掲載いたします。
https://www.env.go.jp/water/heisa/satoumi_arikata.html

【会議の傍聴について】
(ハイブリッド形式にて開催)
◆傍聴の申込み方法(※申込期限:令和6年11月8日(金)12:00)
・Googleフォームから必要事項を入力の上、お申込みください。
・御登録いただきましたメールアドレスへ傍聴WEB参加用のURLを御案内いたします。
※Googleフォーム
https://docs.google.com/forms/d/e/1FAIpQLScWf2mzbe_l0oPqsMKaYwSIC6n2scRQjrrSkWCHMsyCY8Lf3A/viewform
・電子メールの場合は、件名欄に「今後の里海づくりのあり方検討会(第1回)」と明記して、次の事項を記載の上、お問合せ電子メールアドレスへお申込みください。
※記載事項:氏名(フリガナ)、電子メールアドレス、所属名、連絡先の住所、電話番号及び対面又はオンライン参加の希望区分

◆傍聴に関するお問合せ先
○公益財団法人国際エメックスセンター ※本事業請負先
電子メール:satoumi◎emecs.or.jp(メールの際は、◎を@にご変更下さい)

◆留意事項
・複数名のお申込みの場合も、お一人ずつお申込みください。
・参加人数に制限があるため、傍聴希望者が多数の場合は先着順とさせていただきます。
・対面参加を御希望の方につきましては、会場が狭く、御参加いただける人数には限りがありますこと、あらかじめ御了承ください。
・対面参加の場合は、返信メールを傍聴券といたしますので、当日は必ず返信メールを印刷、又はスマホ画面表示の上、お越しください。
・オンライン参加の方につきましては、画面のスクリーンショット、録画等はお控えください。

◆報道関係者の方へ
・報道関係者の方につきましても、上記の傍聴申込みと同様にお願いします。
※申込期限を過ぎてもお問合せいただければ、可能な範囲で対応します。
※お申込みの際に、氏名の最後に「(報道関係者)」と記載し、カメラ撮りも希望する場合は、「(カメラ撮り希望)」と併記してください。
・カメラ撮りについては、会議の冒頭のみでお願いします。
・カメラ撮りに際しては、自社腕章を携帯していただくようお願いします。

◆個人情報の取扱い
・申込みの際に収集した個人情報は、環境省保有個人情報管理規程に基づいて取り扱い、「今後の里海づくりのあり方検討会(第1回)」傍聴者の管理以外に使用することはありません。

【参考】
・里海ネット
https://www.env.go.jp/water/heisa/satoumi/index.html
・「令和の里海づくり」モデル事業(令和4年度~)
https://www.env.go.jp/water/heisa/satoumi/story/index.html
・令和6年度「令和の里海づくり」モデル事業の公募説明会(WEB説明会)について(令和5年12月25日付け報道発表)
https://www.env.go.jp/press/press_02607.html
・令和6年度「令和の里海づくり」モデル事業の実施団体の募集について(令和6年1月15日付け報道発表)
https://www.env.go.jp/press/press_02636.html
・令和6年度「令和の里海づくり」モデル事業の実施団体の決定について(令和6年4月15日付け報道発表)
https://www.env.go.jp/press/press_03081.html
・里海づくりの手引書(平成23年3月)
https://www.env.go.jp/water/heisa/satoumi/common/satoumi_manual_all.pdf

【詳細】
環境省ホームページ>報道・広報>報道発表一覧>「今後の里海づくりのあり方検討会(第1回)」 の開催について
https://www.env.go.jp/press/press_03972.html