お知らせ・募集 [全国] 2023/01/25

環境省が、令和4年度「体験の機会の場」と連携した教職員等向け環境教育研修の開催~ケーススタディを通じた「体験型」環境教育の実践~についてお知らせ

環境省は、教職員をはじめ企業・団体職員、行政担当者等を対象に、「体験の機会の場」に認定されている石坂産業株式会社と連携した研修を令和5年2月10日(金)に埼玉県で開催します。
なお、本年度の教職員等向け環境教育研修は、本研修が最後となります。[環境省ホームページ 報道発表資料より]

※研修のポイント
同社が運営する認定「体験の機会の場」では、リサイクル工場の見学を通じて地球環境問題を考えるプログラムや、工場周辺の広大な里山エリアで自然について学ぶプログラムなどを利用者の視点も交えながら実践し、学校や企業等に学びの機会を提供しています。
本研修では、同社が行うプログラムのケーススタディを通じて、効果的な「体験型」環境教育の企画・実践について学びます。

【研修の目的】
環境省は、文部科学省の協力の下、持続可能な社会の構築を目指して、教職員等を対象とした「令和4年度教職員等環境教育・学習推進リーダー養成研修」を実施しています。その一環として、「体験の機会の場」※1に認定されている石坂産業株式会社※2の施設において、里山などでの自然体験活動やリサイクル工場などでの社会体験活動のケーススタディを通じて、効果的な環境教育を企画、実践することができるリーダー人材を育成するための研修を行います。
本研修は、教職員のほか、NPOやNGO、民間企業、行政関係者等を対象としており、持続可能な社会づくりに関心を持つ参加者間の交流・ネットワークの構築にもつながります。

※1 「体験の機会の場」認定制度について
所有又は賃貸借契約等を結んで使用している土地又は建物を、自然体験活動や社会体験活動等の体験の機会の場として所有者等が提供する場合、申請を受けて、都道府県知事等が認定する制度です。現在、全国で27箇所が認定されています。
参考:https://www.env.go.jp/policy/post_57.html

※2 石坂産業株式会社について
「Zero Waste Design」をビジョンに掲げ、埼玉県を拠点に産業廃棄物の収集・運搬・リサイクルを行っている会社です。また、リサイクル工場の見学や、工場周辺にある多様な生物が生息する里山で体験型環境教育を実施しており、多数の方が利用されています。
参考:https://ishizaka-group.co.jp/(石坂産業ウェブサイト)
https://santome-community.com/information/(体験フィールド三富今昔村ウェブサイト)

[参考]
・令和4年度教職員等環境教育リーダー養成研修の開催について(令和4年8月22日(月)報道発表)
https://www.env.go.jp/press/press_00437.html

【日程・会場・主催等】
日程:令和5年2月10日(金)10:00~16:00(予定)
会場:認定「体験の機会の場」石坂産業株式会社(埼玉県入間郡三芳町上富1589-2)
主催:環境省
協力:文部科学省
共催:「体験の機会の場」研究機構※3
運営協力:石坂産業株式会社
※3 「体験の機会の場」研究機構について
都道府県知事等から「体験の機会の場」の認定を受けた事業者が、民間の立場から、体験プログラム等の更なる充実を図るために設立した任意団体で12団体が加盟。

【内容(予定)】
・講義:「三富新田と認定「体験の機会の場」」・「ISO29993に基づく環境教育プログラムデザインとは」(講師:石坂産業株式会社)、「学校とつながるためのワンポイントアドバイス」(講師:棚橋 乾氏(全国小中学校環境教育研究会 顧問))
・体験学習:「体験の機会の場」フィールドワーク(リサイクル施設・新里山(雑木林))
・気づきの共有セッション(オリジナルプログラム「三富団子」)
・ケーススタディ
※小学校、中学校、専門学校、大学向けの各プログラムを受講した教職員等を交えたディスカッション
・研修のふりかえり

【申込方法等】
対象:環境教育や体験活動、地域づくりに関心のある方(学校教職員のほか、行政関係者、民間企業やNGO/NPOのスタッフ、大学生等)
申込方法:研修公式サイト内の各コース「お申込みフォーム」に必要事項を記入の上、送信ください。定員(25名)に達した場合は、募集を締め切ります。
研修公式サイト:https://www.jeef.or.jp/activities/esd_teacher/
お申込みフォーム:https://www.jeef.or.jp/activities/esd_teacher/program_design/
参加費:無料(ただし、交通費、宿泊代、昼食代は自己負担となります。)
交通手段:
①無料送迎バス 東武東上線ふじみ野駅より出発(希望される方には、事務局から、集合時間・場所等を御連絡いたします。)
②マイカー
その他:新型コロナウイルス感染症の感染拡大防止対策のため、参加に当たっては、研修運営事務局の指示に従い、マスク着用等の感染拡大防止対策に御協力ください。

【研修に関してのお問合せ】
○公益社団法人日本環境教育フォーラム(研修運営事務局)内
担当:清水・加藤(有)
URL:https://www.jeef.or.jp/activities/esd_teacher/
MAIL:esd-kensyu◎jeef.or.jp(メールの際は、◎を@にご変更下さい)
TEL:03-5834-2897
FAX:03-5834-2898

【詳細】
環境省ホームページ>報道・広報>報道発表一覧>令和4年度「体験の機会の場」と連携した教職員等向け環境教育研修の開催~ケーススタディを通じた「体験型」環境教育の実践~
https://www.env.go.jp/press/press_01085.html