お知らせ・募集 [香川県] 2022/06/23

第68回自然エネルギー100%社会学習会(7/5)

■自然エネルギー100%社会学習会ご案内
 
世界の195の国・地域が参加する国連の「気候変動に関する政府間パネル」(IPCC)は、世界の最新の気候科学を反映した『第6次評価報告書』を昨年8月〜今年4月に公表。気候変動について次のように伝えます。
 
地球の平均気温は、産業革命期以前に比べて約1.1度上昇した(第1作業部会報告書)。気候変動は、熱波や豪雨など気象災害の増加によって、すでに広い範囲で損失や被害を引き起こしている(第2作業部会報告書)。
 
人間活動が気候変動を引き起こしていることは「疑いの余地がない」。今後、温室効果ガス(GHG)の排出量を最大限抑制しても、世界の平均気温は今後20年間で一時的に産業革命期よりも+1.5度に達する可能性がある。直ちに大幅な排出削減に取り組めば、今世紀末に+1.4度で安定する可能性もある(第1作業部会報告書)。
 
1.5度目標を一時的な目標超えなしに実現するには、世界のGHG排出量を「2025年までにピークに」「2030年までに34〜60%削減」「2050年までに73〜98%削減」することが必要。(第3作業部会報告書)。
 
このような「科学の要請」に基づいて各国政府は、1.5度目標に整合するよう「2030年GHG排出削減目標引き上げ」「GHG排出量実質ゼロの年限を前倒し」など、「脱炭素」の動きを加速させています。  
 
昨年の第26回気候変動枠組条約締約国会議(COP26)で採択された『グラスゴー気候合意』では、1.5度目標が新たな世界の気候目標になりました。
 
世界では、「省エネ・電化・自然エネルギー転換による脱炭素」が本流となっています。
 
自然エネルギー(とりわけ太陽光発電・風力発電)は、世界の8〜9割の地域で最も低コストのエネルギーになっており、これを背景として世界では「自然エネルギー転換」が急速に進み、社会を大きく変えつつあります。
 
日本は、残念ながらそれとは真逆の「石炭+CCUS・水素・アンモニア・原発による脱炭素」の方向に進もうとしています。しかし、日本は自然エネルギーに恵まれ、エネルギー需要を十分に上回る量が、各地に地域資源として潜在しています。その開発・利用によって、社会のすべてのエネルギーを自然エネルギーでまかなう「自然エネルギー100%社会」が実現できます。2050年までに日本で自然エネルギー100%が実現可能であるとする「自然エネルギー100%シナリオ」は、2020~22年に少なくとも7つ、シンクタンクや研究機関などから公表されており、その多くは、2030年までに石炭火力を廃止し2050年までに排出量ゼロを実現する、1.5度気候目標に整合した排出削減が可能としています。
 
香川県の8市9町のほとんどは、既存の技術で2050年を待たずに自然エネルギー100%が実現可能で、2050年には県全体で排出量ゼロが実現可能です(一部に新技術が必要)。
 
地域からの自然エネルギー転換は、地域付加価値の創出と地域経済循環の拡大をもたらし、地域の雇用を拡大し地域経済を活性化させます。また、エネルギーの地産地消によって地域の持続可能性・エネルギー安全保障・災害耐性の向上などに貢献し、自然エネルギー100%の電力や事業を志向する先進的な産業・企業の誘致・育成を促します。  
  
この学習会は、将来の自然エネルギー100%社会・世界を見据えて、市民の立場から地域~世界の気候・エネルギー問題を考え、地域からの脱炭素・エネルギー転換を目指します。これまで関心が無かった方を含め、地域からの脱炭素と自然エネルギー社会構築に関心ある様々な方の積極的なご参加をお待ちします。
 
【日時】
2022年7月5日(火)17:30~19:00 
 
【テーマ】
1.日本の「脱炭素」政策と1.5度目標
2.地域からの脱炭素
 
【参加費】
500円程度(22歳以下無料)
*これまで気候危機や自然エネルギーに関心が無かった方のご参加を歓迎します。
 
【参加申込】メールで事前申し込みをお願いします。
(1)件名「7月自然エネ学習会申込」
 
(2)以下の内容をお伝え下さい。
  ①氏名(初めての方は所属ないし簡単な自己紹介を添えて下さい。)
 
  ②参加形態:ZOOMを用いたオンライン開催。
       新型コロナが依然「高止まり」状況にあることから、会場開催は行いません。
 
  ③電話番号:初めてご参加の方:案内メールが届かない場合がしばしばあります。
        その場合、電話でZOOMのIDとパスコードをお伝えします。 (別のメールアドレスでも構いません) 
 
(3)申込先:stnylbv4926◎mb.pikara.ne.jp(メールの際は、◎を@にご変更下さい)柏まで
お問い合わせや参加申込みは、可能な限り直前まで受け付けます。
(開始直前には対応しかねる場合もありますのでご了承ください。)
 
【Web参加について】
・ZOOMを利用します。
 参加方法などは、お申込みいただいた方に開始前にメールで連絡差し上げます。
・運営上不行き届きなことが起こるかも知れません。その節はご容赦ください。
 どのような不都合があったか、お伝えいただければ次から活かします。
 
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【次回の日時】次の実施を予定しています。
 2022年8月2日(火)17:30~19:00 
 
【テーマ】※実施日時やテーマ等は変更する場合があります。
1.日本の国別削減目標
2.地域からの脱炭素
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関連して、気候・エネルギー問題を地域の政策課題として考える「かがわの脱炭素政策セミナー」を、自治体の議員・首長(前・元職を含む)を対象として開いています。「1.5度目標」と整合する2030年排出削減目標・2050年排出量実質ゼロを実現する香川県8市9町の気候・エネルギー政策を検討します。地元の自治体議員の方には、ぜひこちらをお勧めしてください。
 
■かがわの脱炭素政策セミナー ~政策決定者向け自然エネルギー講座(第15回)(7/13)
https://4epo.jp/information/notice/25563.html