環境省が、「おいしい食べきり」全国共同キャンペーンの実施についてお知らせ
環境省は、消費者庁、農林水産省及び全国おいしい食べきり運動ネットワーク協議会と連携し、令和2年12月から令和3年1月まで、「おいしい食べきり」全国共同キャンペーンを実施します。[環境省ホームページ 報道発表資料より]
【目的】
我が国における「食品ロス」は、年間約612万トン(※1)と推計されており、昨年10月に施行された「食品ロスの削減の推進に関する法律」においては、消費者・事業者・地方公共団体を含む様々な主体が連携し、国民運動として食品ロスの削減を推進していくこととされています。
消費者庁は、農林水産省、環境省及び全国おいしい食べきり運動ネットワーク協議会(※2)と共に、令和2年12月から令和3年1月まで、「おいしい食べきり」全国共同キャンペーンを実施し、食品ロス削減の普及啓発を行います。
本年度は、外食時の食べきりのほか、新型コロナウイルス感染症対策として、テイクアウト等による家庭での食事の機会が増加する可能性も考慮し、家庭での食べきりについても啓発を行います。
また、外食時に残さず食べきる事が大切ですが、環境省では、消費者庁、農林水産省と共に、どうしても食べきれない場合の、「mottECO(もってこ)」(食べ残しを持ち帰る行為(※3))を自己責任の範囲で取り組むことも啓発していきます。
(※1)平成29年度推計値:農林水産省・環境省
(※2)全国おいしい食べきり運動ネットワーク協議会(会長 崎田裕子、事務局 福井県安全環境部循環社会推進課)は、「おいしい食べ物を適量で残さず食べきる運動」の趣旨に賛同する地方公共団体(R2.10.20現在427自治体)により、広く全国で食べきり運動等を推進し、3R(Reduce(リデュース)、Reuse(リユース)、Recycle(リサイクル))を推進するとともに、食品ロスを削減することを目的として設立された団体です。
(※3)環境省・消費者庁・農林水産省・ドギーバッグ普及委員会主催のNewドギーバッグアイデアコンテストで大賞を受賞した持ち帰る行為の新しいネーミング
【実施期間】
令和2年12月1日(火)から令和3年1月31日(日)まで
【詳細】
環境省ホームページ>報道発表資料>「おいしい食べきり」全国共同キャンペーンの実施について
http://www.env.go.jp/press/108680.html