気象庁が、世界の異常気象速報（臨時）「2015年5月下旬のインドの熱波について」を公開

気象庁では、5月26日に世界の異常気象速報（臨時）「2015年5月下旬のインドの熱波について」を公開しました。
「世界の異常気象速報（臨時））のページ
http://www.data.jma.go.jp/gmd/cpd/monitor/extra/index.html

（概要）インド中部のアーンドラ・プラデーシュ州やテランガーナ州で、5月下旬の熱波による死者が300人以上となっており、4月中旬からの合計では死者が360人以上となったと伝えられている（インド災害管理局、5月24日）。
（見通し）インド気象局の予報によると、アーンドラ・プラデーシュ州付近では26日以降は日中の気温が2℃程度下がるが、その北のマハーラーシュトラ州やチャッティースガル州で27日以降に熱波の可能性がある。

世界の異常気象速報（臨時）は、社会に大きな影響をもたらか可能性のある顕著な現象が世界で発生した場合に、気象の実況資料を中心とした情報をとりまとめ、速やかに発表する情報で、平成27年5月12日から運用を開始しました。
なお、臨時情報を発表した場合にあっても、実際に社会に大きな影響をもたらした場合、これまでと同様に特徴や要因を詳細にまとめ、報道発表します。

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