イベント [徳島県] 2016/08/31

H28年度 徳島県自然保護協会・公開講演会『干潟のカニの生態からみた生物多様性保全の意義』(9/17)

吉野川河口、勝浦川河口および沿岸域は、環境省による「生物多様性の観点から重要度の高い湿地」(略称「重要湿地」)、「生物多様性の観点から重要度の高い海域」に選定され、また吉野川河口域は「ラムサール条約湿地の潜在候補地」にも選ばれており、国内外において、生物多様性保全の観点からも重要視されている場所です。

6月にNHKの『ダーウィンが来た!』に出演された、話題の干潟研究歴40年カニ博士こと和田恵次先生による、カニの目線での干潟の保全の大切さについての講演です。徳島の自然や生物に興味のある方、ご参加お待ちしています。

9/17講演会の詳細チラシはこちら

※翌日9月18日には、和田恵次先生と一緒に吉野川最河口の干潟観察会も開催します

 

【日 時】
2016年9月17日(土)14:00~16:00

【場 所】
ふれあい健康館 2階 第4会議室
(徳島市沖浜東2-16 TEL 088-657-0190)

【講 師】
和田 恵次 先生(奈良女子大学名誉教授 理学博士)

【定 員】
50名 ※事前申込は必要ありません。

【参加費】
無料

【主 催】
徳島県自然保護協会

【問合先】
徳島県自然保護協会(森本)TEL 088-632-8727

【備 考】
●和田恵次(わだけいじ)先生プロフィール
1950年和歌山市生まれ、1979年京都大学大学院博士課程単位認定退学 理学博士
京都大学理学部助手、奈良女子大学助教授、奈良女子大学教授を経て2016年退職
環境省「重要湿地見直し検討会」「自然再生専門家会議」委員など
専門は動物生態学、海洋生物学。主な研究テーマは干潟のカニ類の行動、生態、系統進化、保全生物学。干潟関連の著書として「干潟の自然史-砂と泥に生きる動物たち」(京都大学学術出版会, 2000)、「海洋ベントスの生態学」(日本ベントス学会編、責任編集、東海大学出版会, 2003)、「干潟の絶滅危惧動物図鑑 海岸ベントスのレッドデータブック」(日本ベントス学会編、分担執筆、東海大学出版会, 2012)など