吉野川の最河口の自然観察会~川と海がであう干潟の観察会~(7/23)
吉野川と海が出会う最河口は、川と海の連続性の起点であり、わが国でも貴重な河口域の生物多様性のホットスポットです。
川と海が出会う場所ならではの様々な生物、特に沿岸の波打ち際でみられる希少種、フジノハナガイなど様々な貝など、シオマネキが住む河口干潟とは、一味(ひとあじ)違った、生物に出会うことができます。
なかでも、環境省レッドデータブックの準絶滅危惧種の「フジノハナガイ」は、約1cmの小さな二枚貝。波打ち際で、逆立ちするようにして、一瞬のうちに砂に潜りこむ姿が、とてもユーモラスです。
講師の和田太一さん(大阪・干潟の達人)は、15年間以上に渡って吉野川河口の継続調査をしたり、西日本の様々な干潟の市民調査をサポートしてくださっています。
日本一の川幅を持つ吉野川河口。川と海と空が出会う広々とした景観は、徳島人にとって、宝物のような風景です。
残念ながら今年2月、高速道路橋が着工され、この風景も変わっていってしまいます。
一人でも多くの人々に、この素晴らしい場所を体感していただきたいと思います。
詳細チラシはこちら
【日 時】
2016年7月23日(土)13:30~15:00
※少雨決行・当日参加大歓迎・小学生は保護者同伴
【場 所】
集合場所:吉野川河口南岸の堤防の突き当り駐車場(シオマネキの旗が目印)
観察場所:吉野川の南岸最河口干潟
【講 師】
和田太一さん(大阪・干潟の生物の達人)
【参加費】
高校生以下100円
おとな300円(保険代・資料)
【準備物】
長靴またはぬれてもよい靴(必ず靴下をはくこと、ビーチサンダル不可)
帽子、タオル、各自多めの飲み物
【主催・問合せ】
とくしま自然観察の会
電 話:088-623-6783
メール:kansatsunokai◎gmail.com(メールは、◎を@に変換して送信して下さい)