森里川海・流域全体から豊かな瀬戸内海を実現するためのシンポジウム(2/12)
瀬戸内海はかつて深刻な汚染が広がった海でしたが、その後の様々な規制や対策により、その状況は改善されてきました。
一方、依然として残る海ごみの課題や、漁獲量の減少、島しょ部の無人島化の懸念といった新たな問題が浮き彫りになっています。
こうした問題の大きな背景として、中山間地域の高齢化・人口減少、一次産業の衰退、里地の荒廃等があり、水産資源の枯渇、生物の多様性喪失、環境保全への取組の停滞に対しては、単に該当地域や海域の環境保全という捉え方ではなく、森・里・川・海と言う流域全体を見据えた課題との向き合い方も必要と考えられます。
瀬戸内海の多面的な機能や価値を最大限に発揮された豊かな瀬戸内海を目指し、文化的な景観を取り戻すための環境保全の在り方に関するシンポジウムを開催いたします。
【全体テーマ】
「つながれ『森・里・川・海』 豊かな瀬戸内海の実現に向けて!~」
【日 時】
2月12日(金)13:00~16:30
【開催場所】
広島県民文化センター 5階 サテライトキャンパスひろしま 大講義室
(広島市中区大手町1-5-3)
【対象者】
市民、企業、漁業関係者、環境保全活動団体、大学研究機関、行政機関
【定 員】
150名(参加費無料)
【内 容】
(1) 基調講演
「海洋環境学者から見た瀬戸内の島々のあり方について~無人島化の阻止と新たな社会システムの導入~」
講師:上嶋英機氏
(海洋環境学者、一般社団法人瀬戸内海エコツーリズム協議会理事長 広島工業大学客員教授)
(2) 第2部:事例紹介
●「森と里のつながりを取り戻す、芸北せどやま再生事業」
講師:白川勝信氏(北広島町立 芸北 高原の自然館 主任学芸員)
●「高梁川流域学校の取組について」
講師:岡野智博氏(一般社団法人高梁川流域学校事務局長)
●「日生町アマモ再生事業と漁業」
講師:田中丈裕氏(特定非営利活動法人里海づくり研究会議 理事・事務局長)
●「瀬戸内海の環境の保全に関する広島県計画」
講師:梅村幸平氏(広島県環境県民局環境保全課課長)
(3) パネルディスカッション
・コーディネーター:薦田直紀氏
(一般社団法人 サステナブル地域づくりセンター・HIROSHIMA 代表理事)
・パネリスト:上記講師陣
(※活動展示協力:中国地方整備局広域計画課)
【申込方法】
参加申込書(チラシ裏面)に必要事項明記の上、電話、FAX、電子メール等でお申込みください。
【申込・問合先】
環境省中国環境パートナーシップオフィス(EPOちゅうごく)
〒730-0011広島市中区基町11-10 合人社広島紙屋町ビル5階
電話:082‐511‐0720
FAX:082‐511‐0723
電子メール:info◎epo-cg.jp(送信の際は、◎を@に変更してください)
http://epo-cg.jp/blog/event/160212epohirosyusai/
【主 催】
環境省中国環境パートナーシップオフィス(EPOちゅうごく)
【共 催】
広島県、一般社団法人瀬戸内海エコツーリズム協議会