【JEEJシンポジウム】ネイチャーポジティブを目指して 気候危機時代のソリューションを探る(3/2)
日本環境ジャーナリストの会(JEEJ)では、4年ぶりにオフラインでの連続講座を開催しました。
それに引き続いて今回のシンポジウムを開催いたします。
世界は、気候変動と生物多様性の喪失という複合的な危機に直面しており、タイムリミットが迫る中で同時解決が求められています。本シンポジウムでは、企業や市民、地域活動の現場に詳しい識者の話やディスカッションを通じて、参加者とともにそのヒントを探っていきます。
※再生可能エネルギー100%の電気で運営しています。
※なるべく会場にお越しください。
※当日、駐車場の用意はございませんので公共交通機関をご利用下さい。
※オンライン視聴者の質問はチャットのみとなります。
【日程】
2024年3月2日(土)14:00~16:00(13:30開場)
【会場】
パナソニックセンター東京(東京都江東区有明3-5-1)1階ホール
アクセスはこちら
【内容】
・開会挨拶
「シンポジウムの趣旨説明」
松木 喬/JFEJ会長・日刊工業新聞
・講演①「ネイチャーポジティブ実現に向けた市民、企業の役割と期待」
登壇者:馬奈木 俊介氏/九州大学教授
・講演②「企業の脱炭素貢献が適切に評価される環境整備を目指して」
登壇者:下野 隆二氏/パナソニックホールディングス 渉外室 環境渉外室長
・パネルディスカッション「ネイチャーポジティブ、気候危機のソリューションとは」
パネリスト:白井 信雄氏/武蔵野大学教授
パネリスト:下野 隆二氏/パナソニックHD
パネリスト:堅達 京子/NHKエンタープライズ・JFEJ副会長
モデレーター:井田 寛子氏/気象予報士・キャスター
【登壇者紹介】
■馬奈木 俊介氏
豊かさを測る「新国富」を提唱する馬奈木教授が、地域で実践するネイチャーポジティブ活動を紹介します。
どの事例も生物多様性の回復を脱炭素や産業振興、そして地方創生につなげる取り組みであり、市民や企業が参画するネイチャーポジティブ実践の好例となります。
また、実践の成果を定量評価して発信することで活動に信頼性を与え、資金を呼び込みます。
(国連「新国富報告書2018」代表、国連「気候変動に関する政府間パネル(IPCC)」代表執筆者、国連「生物多様性及び生態系サービスに関する政府間科学政策プラットフォーム」(IPBES)統括代表執筆者。環境省「ネイチャーポジティブ経済研究会」委員)
■下野 隆二氏
2050年カーボンニュートラルに向けたパナソニックグループの取り組みを紹介。
長期環境ビジョンであるPanasonic GREEN IMPACT (PGI) と環境行動計画 GREEN IMPACT PLAN (GIP) 2024の概要や、削減貢献量に取り組む意義などを説明します。
■白井 信雄氏
1961年生まれ。静岡県浜松市三ヶ日町育ち。1986年大阪大学大学院前期課程環境工学専攻修了。同大学にて博士(工学)。民間シンクタンク勤務、法政大学教授 (サステイナビリティ研究所)、山陽学園大学教授(地域マネジメント学部地域マネジメント学科)を経て、2022年4月より武蔵野大学に着任。現在、同大学のサステナビリティ学科/環境システム学科の教授、学科長。
シンクタンク時代の環境省、国土交通省、林野庁等の委託調査の経験を活かし、環境・サステナビリティ分野での実践を具体的に支援する研究・教育活動を展開中。専門分野は、サステナビリティ学、環境政策論、持続可能な地域づくりの実践論。気候変動適応策、ゼロカーボン社会、気候変動政策を担う人と組織、再生可能エネルギーと地域づくり、ローカルSDGs、社会転換(トランジション)等を。研究テーマとしている。
主な著書に、『持続可能な社会のための環境論・環境政策論』(単著)、『再生可能エネルギーによる地域づくり~自立・共生社会への転換の道行き』(単著)、『持続可能な発展に向けた地域からのトランジション』(編著)、『気候変動に適応する社会』(編著) 他多数。
【参加費】
無料
【申込方法】
こちらのフォームメーラー(クリックすると申込ページが開きます)よりお申し込みください。
【問い合わせ先】
JFEJ事務局(一般財団法人 地球・人間環境フォーラム内)
メールでのご連絡をお願いします。
E-MAIL: jfej◎gef.or.jp(メールの際は、◎を@にご変更ください)
【詳細】
■日本環境ジャーナリストの会 > 【3/2開催】JFEJシンポジウム ネイチャーポジティブを目指して 気候危機時代のソリューションを探る
http://jfej.org/240302-2/
■チラシ