シンポジウム「徳島県吉野川河口域の自然と開発事業」(9/26)
徳島市の市中にひろがる吉野川の河口域は、都市部にありながら、広大な汽水域を擁し、今日本から失われつつある強内湾系の生物種が豊富に生息する貴重な湿地である。今この河口域に、道路増設による橋の建設や港湾整備のための海浜埋立てといった人為改変が進行している。貴重な河口域生態系は、―連の人為改変事業から守ることができるのか。近年完成した阿波しらさぎ大橋の建設に対する環境影響評価と、河口部の人工海浜事業の成否を議論し、徳島の自然を守る市民活動の観点を取り入れながら、吉野川河口域の保全のあり方を探りたい。
【日 時】
9月26日(土) 14:00 ~17:00
【参加費】
無料 ※ どなたでもご参加できます。
【場 所】
徳島大学工業会館・メモリアルホール
(徳島市常三島・徳島大学キャンパス内)
【内 容】
■鎌田 磨人 氏(徳島大学大学院)
「阿波しらさぎ大橋の建設に伴う生態系アセスメントとモニタリング」
■大田 直友 氏(阿南工業高等専門学校)
「河口部への代償的人工海浜の創出は成功したのか?」
■井口利枝子(とくしま自然観察の会)
「吉野川河口の貴重性とその保全活動」
■総合討論:和田 恵次(奈良女子大学研究院)
【案内ちらし・問合先】
案内ちらしはこちらからご参照ください。
関西自然保護機構
TEL 06-6697-6262
http://www.omnh.net/konc/
【主 催】
関西自然保護機構・徳島大学環境防災研究センター
【共 催】
日本生態学会近畿地区会