自然エネルギーと地域再生 講演会 ~再生可能エネルギーを日本で、ここ大洲でどう生かすか~(9/1)
再生可能エネルギー ( 以下、再エネ ) は、無尽蔵の自然エネルギーで、近年その活用技術が急速に進歩し、次世代のクリーンなエネルギーとして注目されています。異常気象による自然災害や農業被害の原因として地球の温暖化があげられるなか、CO2 などの温室効果ガスを排出しない再エネの普及が全世界で急速進んでいます。
再エネの特徴は、地域に普遍的に存在していることです。 再エネは、地域資源を富に変え、その富を流出させず循環させることによって地域を豊かにします。
大洲市には、太陽光・木質バイオマス・小水力・風力など 未利用の再エネが豊富に存在します。
こうした再エネ資源を活用した地域再生の取り組みが、海外では早くから行われていましたが、わが国の自治体でもいま活発化しています。
私たちは、大洲市が高齢化や人口流出によって年ごとに寂れていくことに危機感を持っていましたが、昨年の豪雨災害 によってその流れに拍車がかかるのではないかと心配しています。
私たちは、災害復興とあわせて、再エネを活用した地域の再生を図ることが今こそ求められていると考えています。
そこで、再エネ活用の機運を盛り上げるために、「再エネ 講演会」の開催を計画しました。講演会では、再エネの現状 や地域再生の実例などを学べるよう、講師をお願いしています。
大洲市民はいうまでもなく行政関係者や産業・経済団体など幅広い層のみなさんにご参加いただき、再エネ活用の機運 を盛り上げたいと考えています。
【日時】
9月1日(日)13:30~(開場:13:00)
【場所】
大洲市総合福祉センター
【内容】
講演会(無料/手話・英語通訳あり)
◆講師 トーマス コーベリエル さん
(自然エネルギー財団理事長 チャルマース工科大学教授 元スウェーデンエネルギー庁長官)
◆講師 大林 ミカ さん
(自然エネルギー財団事業局長 元国際再生可能エネルギー機関(IRENA)プロジェクトマネージャー)
【主催】
大洲再エネ講演会実行委員会
【後援】
大洲市
JA愛媛たいき
大洲市森林組合
大洲市ボランティア連絡協議会
大洲の環境をよくする連絡協議会