環境省が、令和4年度「令和の里海づくり」モデル事業の実施団体を募集(~7/13)
環境省では、瀬戸内海を始めとした閉鎖性海域において、生物多様性や生物生産性を確保する豊かな「令和の里海づくり」活動を推進しています。
藻場・干潟等の保全・再生等と地域資源の利活用の好循環形成や連携体制づくり等を行うモデル事業を実施する団体を公募します。[環境省ホームページ 報道発表資料より]
【背景・目的】
生物の産卵場所、生息・生育の場、水質浄化、二酸化炭素の吸収・固定等、多面的な機能を有している藻場・干潟は、今後一層、保全・再生・創出を進めていくことが重要とされています。これらの沿岸域は、元来美しい自然と人の営みが古くから共生してきた「里海」と言われており、瀬戸内海環境保全基本計画(令和4年2月変更)においても、「瀬戸内海の水質改善」から、沿岸域のきめ細やかな栄養塩類管理や藻場・干潟等の保全・再生・創出といった「地域の実情に応じた里海づくり」への転換が図られています。
本事業では、瀬戸内海を始めとした閉鎖性海域で行われるこれらの里海づくりが、様々な地域課題の同時解決を図り、持続可能なものとなることを念頭に、里海の価値を再確認し、これを生かした地域づくりを進め、地域資源の保全と利活用(ヒト・モノ・資金など)の好循環を生み出すことを目指す「令和の里海づくり」モデル事業を推進します。
【事業概要】
本事業は、環境省事業「令和4年度藻場・干潟の保全・再生等と地域資源の利活用による好循環モデルの構築等業務」の一環として実施します。
地域の多様な主体が参加・連携する藻場・干潟等沿岸域の保全・再生と地域資源の利活用による好循環形成や連携体制づくり等を行うための、瀬戸内海その他全国の閉鎖性海域等を対象とした優れた取組の経費を負担することで、モデル事業として推進します。
【対象等】
① 事業対象地域
瀬戸内海その他の全国の閉鎖性海域等の沿岸地域
② 応募主体
地方自治体、協議会、NPO法人・企業・漁業協同組合・学校法人・観光協会等の民間団体
③ 選定数(予定)
10件程度
④ 事業規模
地域の多様な主体が参加・連携する藻場・干潟等沿岸域の保全・再生と地域資源の利活用による好循環形成の取組に対して、1件当たり合計1,000千円以内の範囲で請負契約を締結します。
⑤ 提出期限
令和4年7月13日(水)厳守
【応募方法】
本事業へ応募される際には、公募要領に従って、所定の方法で以下の連絡先まで提出してください。
令和4年度「令和の里海づくり」 モデル事業事務局
三菱UFJリサーチ&コンサルティング株式会社
TEL: 03-6733-4950(前河)/03-6733-3499(薗)/067-637-1462(菱田)
E-mail:satoumi◎murc.jp(メールの際は、◎を@にご変更下さい)
※公募要領・応募書類提出状・応募書類参考様式は、下記詳細ページよりダウンロードできます。
【連絡先】
環境省水・大気環境局水環境課閉鎖性海域対策室
代表:03-3581-3351
直通:03-5521-8319
【詳細】
環境省ホームページ>報道・広報>報道発表一覧>令和4年度「令和の里海づくり」モデル事業の実施団体の募集について
https://www.env.go.jp/press/press_00059.html