JICA「環境社会配慮ガイドライン」改定案パブリックコメントに向けたNGO/CSO向け勉強会（7/2）
2010年4月に公布されたJICA環境社会配慮ガイドラインは、援助の実施にあたって環境や人権を含む社会への配慮を行うことを定めたものです。施行後10年以内に、レビュー結果に基づく包括的な検討と、必要に応じてガイドラインの改定を行う規定があり、JICAは2020年8月にガイドライン及び異議申立手続要綱の改定に係る助言を行うことを目的とした「JICA環境社会配慮ガイドライン改定に係る諮問委員会」（学識経験者、NGO、民間企業/団体、政府関係者で構成）を設置し、改定に向けた協議が行われています。また、本年7月以降、同ガイドラインの改定に向けたパブリックコメントの実施が予定されています。
諮問委員会の記録は公開されており、NGO-JICA協議会などを通じてJICAから情報提供されるものの、NGO/CSOに本ガイドラインの内容やその役割が十分に知られているとは言えません。今回は、上記委員会のNGO委員に登壇いただき、ガイドラインの内容やその役割、また、改定のポイント、NGO/CSOとして留意すべき点についてご説明をいただくことで、NGO/CSO側の関心を高め、さらに、パブリックコメントへの参加を広く呼び掛けるものとします。
【目的】
・環境社会配慮ガイドラインの概要を紹介する機会とすること
・改定に係る諮問委員会での議論概要を紹介する機会とすること
・パブリックコメントへの参加を呼びかける機会とすること
【日時】
2021年7月2日（金）15：00～17：00
【開催方法】
オンライン開催（Zoom）
【対象】
NGO/CSO関係者（役員・スタッフ・ボランティア・インターン含）
特に草の根技術協力支援型または草の根パートナー型の採択団体、NGO-JICA協議会NGO正会員、参加NGOからの参加を歓迎します
【定員】
100人（申し込み多数の場合は先着順とさせていただきます）
【申込】
http://bit.ly/210702-event
※開催直前まで受け付けています
【参加費】
無料
【プログラム】
全体司会：栗田 佳典（関西NGO協議会 / テラ・ルネッサンス）
・趣旨説明：
堀内葵 国際協力NGOセンター シニア・アドボカシー・オフィサー
・総論：環境社会配慮ガイドラインの策定背景
田辺有輝 「環境・持続社会」研究センター(JACSES)プログラム・ディレクター
・各論（1）ジェンダー：
織田由紀子 日本女性監視機構（JAWW）副代表
・各論（2）社会配慮（特に非自発的住民移転について）：
木口由香 メコン・ウォッチ 事務局長／理事
・各論（3）環境配慮：
日比保史 コンサベーション・インターナショナル・ジャパン代表理事
・質疑応答
・閉会挨拶
【主催】
関西NGO協議会、国際協力NGOセンター、名古屋NGOセンター
【協力】
北海道国際交流センター、東北NGOリーグ、横浜NGOネットワーク、NGO福岡ネットワーク、IVY、シャンティ国際ボランティア会、日本国際ボランティアセンター
【お問い合わせ】
特定非営利活動法人 関西NGO協議会事務局
miwako.takahashi◎kansaingo.net（担当：高橋）
※メールの際は、◎を@にご変更ください。
06-6377-5144（火〜金、13:00-16:00）
【詳細】
チラシ
