2017/09/28

愛媛県西予市で行う「3しょくプログラム」

愛媛県西予市に、多くの人々に親しまれる「王国」がある。

どんぐり王国は、不登校・引きこもりの青少年及びその保護者に対して、学校復帰、社会復帰の支援に関する事業を行い、子育て全般のサポートを行うNPO法人だ。名水100選の観音水が流れる愛媛県西予市宇和町にあり、王国では農業体験学習、牛・馬・鶏・犬・ヤギなど、たくさんの動物とのふれあい体験ができる。自然や動物たちに囲まれたこの環境で、これまでに多くの子どもたちの心のケアをしてきた。

そして昨年からは「Green Gift地球元気プログラム」で新たなプロジェクトに取り組んでいる。本プログラムは、東京海上日動火災保険株式会社が顧客との契約時に「ご契約のしおり(約款)」等をホームページで閲覧することを選択することで発生する紙資源使用料削減額の一部で国内外の環境保護活動をサポートする取り組みで、現在は全国21団体と協働で実施している。
(参照:東京海上日動HP http://www.tokiomarine-nichido.co.jp/world/greengift/about/

愛媛県では、どんぐり王国が実施団体となり、触(ふれる) 植(そだてる)食(あじわう)の3つの「しょく」をキーワードにした体験学習イベントを年間2回実施。8月20日には2回目のイベントが開催され、定員を超える39名の親子が参加した。

まず「触・植」では、ビオトープの観察や、源流探検を通じて自然に触れることをテーマに、5月に実施した1回目のイベントではビオトープの周りに植樹した植物が、どのように成長しているか、池の様子、住み着いた生物などと合わせて観察した。講師の先生が子どもたちと対話型で話を深めていく様子が印象的だった。

そして参加者・スタッフを含め最も楽しみにしている「食」は、牛・馬・鶏の堆肥を使った循環型有機農業を行っている王国ならではの企画。王国産もち麦の入った麦ご飯とさつま汁、新鮮な卵、野菜がふんだんに使用された絶品料理は、子育て支援部の女性たちの協力があってこその企画となった。

どんぐり王国のイベントはリピーターが多く、今回の「3しょくプロジェクト」で実施したイベントも、1回目から続けて参加する親子の姿があった。さまざまな人が繋がり、学びあう拠点として、今後、どのようなギフトを地域の子どもたちに届けていくのか、どんぐり王国の活動に今後も注目していきたい。