2019/09/18

プラごみ削減~環境首都とくしまの取組~

2020年4月からプラスチック製レジ袋の有料化を義務付ける方針が、経済産業省から発表された。このようななかで、「環境首都」を宣言している徳島が、義務化の動きに先がけて2019年6月からレジ袋有料化の取組をはじめた。取組は、事業者、徳島県消費者協会、とくしま環境県民会議、徳島県の4者で「レジ袋削減等に関する協定」を締結し、推進している。8月27日には、18事業者、94店舗との協定締結式があり、すでに協定締結した事業者と合わせて、9月1日から19事業者、95店舗、県下でチェーン展開する食品スーパーの8割以上にレジ袋有料化の取組が広がることになった。先立って有料化の取組をはじめたスーパーでは、レジ袋を断る割合が取組前は30%であったのに対し、取組後は80%に向上したという報告もあり、県民の関心向上や行動変容が見られたことにも注目したい。

また、マイバッグ普及のためにイベントなどでエコバッグを配布することが多いが、取組を進めるなかで協力者の中から「エコバッグを配布することはエコなのか?家に溜まっている紙袋や使っていないエコバッグを集めて活用してはどうか。」というアイデアが出た。そこで、県内小学校やスーパーなどの協力を得て、自宅で余っている紙袋の回収とエコバッグ利用の取組も始まっている。一方で、徳島にはマイバッグを推進するご当地アイドル「マイバッグガールズ」が各地のイベントでライブをしながら、マイバッグ持参の呼びかけを行うなど、さまざまな方法で普及啓発が行われている。

  

現在の生活からプラスチックを完全に無くすことは簡単ではないが、プラスチックでなければならないのか、変わりになるものはないのだろうか。レジ袋を入口に、プラスチックと賢く付き合う暮らし方が求められている。