2019/07/19

薬局から発信するSDGs

今治市内で7箇所の薬局を経営する(株)平野は、私たちの健康だけでなく地球の健康も一緒に考え、薬局としてエコアクション21の認証を取得し、環境活動を実施している会社です。社員は、健康のプロであるだけでなく、環境に関しても知識を持ち、日頃から環境配慮を実践しています。

そして、これまでの実践と取り組みを具現化すべく、2019年5月にオープンしたのが、平野みらい薬局です。お薬をもらって帰ることに特化した薬局が多くみられる中、同薬局は、これまでの薬局の常識を覆す工夫やアイデアがふんだんに盛り込まれています。

まず目につくのは、JR今治駅前から徒歩数分。おしゃれで洗練されたデザインの建物だ。入口の看板には、薬局と鮮やかなSDGsのロゴマークがレイアウトされており、地元では「あれ!」と気になっている人も多いといいます。外観からは想像できまぜんが、中に入ると近隣の木材をふんだんに使い、木づかいがあふれる空間となっています。今注目されているCLT建築で建てられており、四国内での着工件数はまだ少なく、建築関係者の方にとっても注目したい建物です。

フリースペースには、健康や栄養について相談ができるスペースや図書、絵画などを展示するコーナーもあります。また、2階に上がると、キッチンや会議、運動ができるスペースもあり、お薬だけのお付き合いではなく、健康を学び、体験し、ケアしてもらえる薬局となっています。

これ以外にも必要以上にお薬を渡しすぎない取り組みやそれぞれのお客様のQOL向上に役立つアドバイス(定期広報紙発行)平野医薬だより、紙や資源使用の削減や電気の節約等、健康と環境を密接に関係させながらの取り組みは、参考になるものばかりです。

2019年6月には、四国内の薬局として初めての地域ESD活動推進拠点(地域ESD拠点)https://esdcenter.jp/kyoten/ に登録されました。健康と環境そして学びの好循環からSDGsの達成をめざす取り組みに、今後も目が離せません。