2017/12/28

地域教育実践交流集会

人口減少や高齢化などの課題が急速に進む現代。地域の存続が危ぶまれる社会環境の中、地域教育の理念すら共有できていない状況にある。そんな中、愛媛県では、いろいろな場面で子どもに関わっている、あらゆる分野の人が集まる交流会がある。

参加者は、世代も職種も様々。社会的立場を離れてパーソナルな立場で議論し、実践事例の共有や、議論を通して得られた課題・気づきを持ち帰り、地域での活動に生かしてもらうことを大きな目的として開催され、新たな連携にもつながっている。

その状況を作りやすくするために、初日には15の分散会が用意され、全国各地から訪れた実践者による事例紹介や議論が行われる。分散会はくじ引きをして決まり、新しい出会いの場ともなっている。愛媛県の交流集会は今年で10回目。1泊2日の開催で、夜の交流会の目玉は「チャリティーオークション」。参加者が持ち寄ったお土産などを出品し、その売り上げを次回の交流集会の資金として運用するという斬新な取り組みが、この交流会を持続可能にしている理由の一つである。地域での教育実践者の輪は、愛媛県内にとどまらず、四国を含む日本国内のさまざまな地域に波及している。