2017/05/31

愛媛の高校生グループwakuwaku-youthのグローカルな取り組み

2016年から2030年までの15年間を期間に世界中で取り組む、「SDGs(持続可能な開発目標)」。目標達成のためには、地域ごとの持続可能な社会づくりに向けた活動の積み重ね、多様な世代の参画が不可欠だ。

 

2017年3月、SDGsをキーワードとし、自分たちにできることを地域で実践することを目的に、高校生グループ「wakuwaku-youth(わくわくユース)」が発足した。

発足メンバーは愛媛県内の高校生7名。ユースにできることを模索し、国際・環境・教育など多岐にわたるグローカルな問題の解決をめざし、ユース同士が学びあい、育ちあう場づくりに取り組んでいる。

 

3月にグループが発足して以降、特に注目しているテーマは「フェアトレード」だ。フェアトレードは、生産者に配慮した公平な貿易のことで、SDGsの目標1「貧困をなくそう」、目標12「つくる責任、使う責任」などに関連しているとともに、近年四国内でも関心の高まっている「エシカル消費」、「思いやり消費」などの理念とも関連が深い。

 

そこで3月末には、日本国内で3番目のフェアトレードタウンに認定された神奈川県逗子市を訪問。自治体や市民活動団体が連携したまちづくりの取り組みについて、逗子フェアトレードタウンの会の協力を得て、逗子市長、逗子市在住のユースとの意見交換を実施した。

さらに、昨日5月21日に香川県高松市で行われた「さぬきマルシェinサンポート」と連携して開催された「フェアトレードまつりinかがわ」へ参加。フェアトレード商品の販売体験、来場者へのインタビュー調査等を実施し、フェアトレードのPR活動を行った。また、同イベントに出展していた地元香川の高校生・大学生との交流を通して、ユース同士で学びあいを深め、今後の活動に繋がる大きなヒントを得た。

 

グループ発足後、ESD、SDGsなどのグローバルな視点を学びつつ、自分たちが暮らす地域で足元から実践できることを模索し続け、現在では新たな活動にチャレンジし始めている。

今後は、フェアトレード商品販売促進として、モザンビークの女性の自立支援につながる「くるみボタンのヘアゴム」を愛媛県内の美容院で販売できるよう、フェアトレードやヘアゴムについて説明した小冊子を作成し、店舗への協力を呼びかける予定だ。

 

持続可能な社会づくりに向けたwakuwaku-youthのグローカルな活動に、今後も注目していきたい。