イベント [広島県] 2016/06/03

2016年度 日本生態学会自然再生演習『社会の理解を広げるための共感力養成講座』(7/2・3)

あなたが後世に残したい豊かな自然を保全するためには、生物学の知識だけでは対処できない様々な課題を解決する必要があります。
生態系の規模にかかわらず、保全に取り組み人たちは必要な人材、物資、資金をどのように確保・運用するかに苦心し、手探りの状態でもがいています。
これらの状況を乗り越えるために、課題の整理方法や、社会からの共感を呼び込むための技術を身につけて、生物多様性保全事業の必要性を社会と共有することで、保全活動をもう一歩前進させませんか?
講座では保全・再生事業を成功に導くためのプロセスを知るとともに、社会提案に必要な情報整理・発信術を仲間とともにワークショップ形式で学びます。
二日目は北広島町で展開されている自然再生事業地を巡り、国内先進事例の現場を体感します。

≪こんな共感力が身につきます!≫
○ 社会に共感される提案書の作り方
○ 関係者や社会の理解を得る手順
○ プロジェクトの問題点や解決策の整理方法 など・・・

【日 時】
2016 年7 月2 日(土)13:00~18:00 / 3 日(日)9:00~15:00

【場 所】
芸北文化ホール(広島県山県郡北広島町川小田75)

【定 員】
20 名(先着順)
※申し込み多数の場合、お断りすることがございます。
※どなたでもご参加いただけます。

【参加費】
5,000 円
※宿泊費は受講料に含まれません!
※北広島町内で宿泊施設・2日目の昼食につきましては申し込みいただいた方に事務局からご紹介いたします。

【講 師】
岡野 隆宏(環境省自然環境局自然環境計画課)
朱宮 丈晴(公益財団法人 日本自然保護協会自然保護部)
白川 勝信(北広島町立 芸北高原の自然館)
橋本 佳延(兵庫県立 人と自然の博物館)
鎌田 磨人(徳島大学大学院 理工学研究部)

【プログラム】
<7月2日>
・開会あいさつ(13:00~)
・趣旨説明(13:05~)
・演習1 生物多様性課題解決策を社会に実装するには?(13:20~)
白川勝信(北広島町立 芸北高原の自然館 主任学芸員)
・演習2 ブラッシュアップのためのグループディスカッション(14:40~)
各人のプランをブラッシュアップするために必要な要素やその調達方法、それらのマネジメントのあり方などについて議論し、共感をよぶプラン 作成術を身につけます。
※全体ファシリテーター:橋本佳延
※グループファシリテーター:鎌田磨人、白川勝信、岡野隆宏、朱宮丈晴
・講評 自然再生を支える人のネットワークづくり(17:30~17:45)
鎌田磨人
・グループ振り返り(17:45~18:00)
※事前に講師から簡単なワークシートを提供いたします。
ご自身の現場の課題をワークシートに記入し、印刷したものを当日ご持参ください。
※初日プログラム終了後には懇親会(会費制)を予定しています。詳細は申し込み後にご案内いたします。

<7月3日>
・先進事例地現地見学会(9:00~15:00)
広島県北広島町の雲月山(山焼きによる草原再生の現場)および霧ヶ谷湿原(環境省自然再生事業地)などの現場を訪問し、事業運営のキーパーソンに運営のポイントについて解説いただきます。
※事務局で用意するバスを利用して移動いたします。

【主 催】
一般社団法人日本生態学会

【後 援】
北広島町

【協 力】
環境省自然環境計画課、日本自然保護協会、北広島町立芸北高原の自然館、兵庫県立人と自然の博物館

【申込み・詳細】
詳細チラシおよびFAX申込書
http://www.esj.ne.jp/esj/Shizen_saisei/2016_enshu.pdf

WEB申込み
https://ssl.kokucheese.com/event/entry/398881/

一般社団法人日本生態学会HP
http://www.esj.ne.jp/esj/Shizen_saisei/index.html