イベント [愛媛県] 2015/08/27

スーパーサイエンスカフェ★えひめ「みんなで考えよう 里地の生物多様性」(9/19・10/17・11/7)

人々が自然に働きかけ、耕作してきた里地には、その環境を利用して多種多様な生きものたちが生息しています。ところが、里地は減少傾向をたどり、生きものたちとともにあった、豊かな暮らし・伝統・風景が失われつつあります。このスーパーサイエンスカフェでは、生きものたち、農業、さらに都市住民など多様な視点から里地の現状を知り、次世代に豊かな里地を継承するために取り組むべきことを考えます。

【日 時】
第1回:9月19日(土)
第2回:10月17日(土)
第3回:11月7日(土)
※13:30~16:30(開場13:00)

【場 所】
愛媛大学城北キャンパス 総合情報メディアセンター

【内 容】
■第1回 田んぼの生きものは今・・・
(1)里地の魚たち…井上幹生(愛媛大学大学院理工学研究科)
(2)水田と水路の植物…小沢 潤(愛媛植物研究会会員)
(3)里地に生きる昆虫と人との関わり…武智礼央(日本半翅類学会会員)
(4)水田・水路の両生類…松田久司(NPO法人かわうそ復活プロジェクト)
■第2回 イノシシと人との関わりを見つめなおそう
(1)イノシシと人間、その歴史的な視点から…柴田昌児(愛媛大学埋蔵文化財調査室)
(2)中山間地のイノシシ被害の現状と背景…武山絵美(愛媛大学農学部)
(3)シシ肉の活用とその課題…渡邉秀典(しまなみイノシシ活用隊)
■第3回 里地の在来生態系を保存するための新しい提案
(1)お米を食べてダルマガエルを救おう…齊藤光男(株式会社ウエスコ(岡山市))
(2)生きものに配慮した農業農村整備(愛媛県農地整備課)
(3)生きものが復活できる水路整備の提案…松田久司(NPO法人かわうそ復活プロジェクト)
(4)放棄地を湛水により多様な生物の出現地へ…中矢雄二(愛媛大学農学部)

【タイムスケジュール】
・開場 13:00
・開始 13:30
・各話題提供は約20分間
・参加者のご意見・質問を交えながら総合討論
*コーディネーター:松井宏光(NPO森からつづく道、松山東雲短期大学名誉教授)
・終了16:30
※いずれの回も、上記のタイムスケジュールで行います。

【主 催】
NPO 森からつづく道

【申込み・問合せ先】
NPO森からつづく道
〒790-0827 松山市鉄砲町1-7
TEL&FAX:089-992-9152
Mail:info◎morimichi.org(メールの際は◎を@にご変更ください。)

【添付資料】
スーパーサイエンスカフェ★えひめ「みんなで考えよう 里地の生物多様性」案内チラシ&参加申込書pdf