運営のしくみ

四国EPOは、市民、NGO/NPO、企業、行政などの相互の連携・協働による環境保全活動を支援し、 「持続可能な美しい四国」づくりを目指します。

 

[運営委員会]

四国EPOには運営委員会を設置しています。運営委員会は、四国各県のNGO/NPOや行政、経済団体、マスコミによって組織されており、四国EPOの運営・事業実施等に関する助言やアドバイスを行います。

【徳島県】

池添 純子
徳島文理大学人間生活学部人間生活学科准教授

徳島文理大学で、地域課題を知り、地域活動を実践する授業などを担当しています。1年次は座学と市街地のフィールドワーク、2年次は農山漁村地域のフィールドワーク、3・4年次はゼミ活動と学びを深め、地域共生社会で活躍できる人材の育成を目指しています。昨年は上勝町の「かみかつ茅葺き学校」、美波町由岐地区の「事前復興まちづくり」の活動に参加しました。四国EPOの活動で、人・地域・情報のつながりが深まることを期待しています。

美保 圭祐
徳島県危機管理環境部 グリーン社会推進課長

徳島県は、2016年10月に全国初「脱炭素社会の実現」を掲げた「徳島県脱炭素社会の実現に向けた気候変動対策推進条例」を制定しました。以降、脱炭素社会の実現に向け、2019年11月に「2050年カーボンニュートラル」宣言、更には「2030年温室効果ガス排出量2013年度比で50%削減」や「2030年自然エネルギーによる電力自給率50%超」などの意欲的な目標を掲げ、積極的な取組みを実施しています。皆様には、なお一層のお力添えをよろしくお願い申し上げます。

森本 輝実
特定非営利活動法人環境首都とくしま創造センター理事

エコみらいとくしまでは、環境活動に取り組む県民・事業者・NPO等の効果的・効率的な取組の支援や各主体間の連携・調整を図り、環境活動に関する様々な支援をすすめています。出前授業や物品貸出では、デジタル教材(YouTubeにて配信中)が充実しています。また、年間を通じて、省エネや脱炭素、生き物観察、リサイクルや食品ス対策等をテーマにした学習会やイベントも開催していますので、気軽にお声かけください。

【香川県】

石川 昌宏
香川県環境森林部 環境政策課長

本県では、豊かで美しい自然や、住みやすい快適な生活環境を将来にわたって守り育てていくための「人づくり」に取り組むとともに、これまでの「人づくり」の取組みが地域に根差したものとなるよう、環境を守り育てる「地域づくり」を推進しています。
環境の将来像として掲げる「県民みんなでつくる 人と自然が共生する持続可能な香川」の実現に向け、今後も引き続き、各市町や県民の皆様、事業者の方々と相互に連携・協力しながら取組みを進めてまいります。

井上 修
善通寺こどもエコクラブ代表

四国EPOが始まって以来、今日まで長い間関わってきました。四国地方のESDを各地で見聞きし、多くの団体の皆さまとの交流がとても楽しく、大いに刺激されてきました。環境教育からESDと時代は移り変わっていますが、私たちの「物の使い方」をどう変えれば地球環境にポジティブな影響を与えられるか、少しでも行動し議論に参加することで目の前の問題に対して、サステイナブルな暮らしを続けていくための変化を求めています。

近藤 圭
四国生産性本部コンサルティング部長

四国生産性本部コンサルティング部に所属し、企業の人材育成や人事制度改定、新しい働き方対応、生産現場改善などを中心にコンサルティング活動を展開しております。また、四国経営品質協議会の運営に携わり、経営品質向上活動の普及・啓発を推進しております。四国EPO様との連携・協働により、四国地域の持続的発展に貢献したいと考えております。よろしくお願いいたします。

森 敦子
有限会社田代商店専務取締役

有限会社田代商店では、家庭で使わなくなった衣類を回収・選別し古着やウエスとしてリサイクルをしており、愛着のある衣類を最後まで有効に使い切ることで衣類の寿命を延ばし環境負荷を軽減する取組みを行っています。
企業の立場から環境問題や環境教育について考え行動し、産官学民の協働と継続した取り組みを行える土台作り枠組み作りのお手伝いができればと思っています。

【愛媛県】

清家 裕二
企業組合こもねっと事務局長

企業組合こもねっとは、海を核にした地域活性化を目指しています。海の清掃や磯焼け対策のための藻場の造成を地域の方々や行政・教育機関と連携しながら行っています。豊かな海が育んだ水産物の加工販売により、持続的な活動を目指しています。四国EPOの活動による緩やかな連携が、個々の活動を尊重しながら、全体として大きなうねりを起こすことを期待しています。

山中 三沙貴
SDGs新居浜 KITE

私たちSDGs新居浜KITE(カイト)は、ESD(持続可能な開発のための教育)及びSDGs(持続可能な開発目標)の普及・啓発を目的に設立された市民活動団体です。カードゲームを使ったワークショップを通じて、地球のことを一緒に考える機会を提供しています。

■提供しているカードゲーム
「2030SDGsゲーム」「SDGs de 地方創生」「2050カーボンニュートラル」「脱炭素まちづくりカレッジ」

西山 隆彦
愛媛県県民環境部環境局環境・ゼロカーボン推進課長

本県では、地球温暖化の防止や廃棄物の適正処理、自然環境の保全など様々な環境問題に対応するため、各種施策を展開しています。
中でも、環境保全と社会・経済活動が調和した地域づくりに向けては、県民、事業者、団体、行政等が現状を正しく認識しながら、地域全体で連携・協働することが重要であり、環境教育や協働・連携に係る体制づくりにも注力しているところです。
引き続き、持続可能な社会の実現に向けて取り組んでまいりますので、よろしくお願いいたします。

【高知県】

高橋 宏和
高知県林業振興・環境部環境計画推進課長

当課では、地球温暖化対策や気候変動適応、再生可能エネルギーの導入促進に関することに取り組んでいます。特に、令和4年3月には脱炭素社会推進アクションプランを策定し、本県における温室効果ガスの47%削減(2013年度比)に向けた取組を推進しております。本県としても、「持続可能な美しい四国」づくりを目指し、四国EPOとともに、環境保全活動を支援していきたいと考えています。

押岡 茂紀
三嶺の森をまもるみんなの会

高知県東部を流れる物部川流域で、ニホンジカの食害により荒廃した森林の保全活動に取り組んでいます。環境コンサルタントに勤務し、植物やニホンジカに関する調査、環境保全や地域づくりに係る計画等の策定に従事しています。 これまでの仕事やボランティア活動を経て、昨年から物部川の上流域で狩猟を開始しました。自身の経験を通じて、自然環境の保全や持続可能な地域あり方について考え、皆さんと共有し、協働できればと考えています。

塚崎 由子
特定非営利活動法人環境の杜こうち理事(高知県温暖化防止活動推進センター)

環境の杜こうちは、環境活動のネットワークを築き、高知らしい循環型社会を形成することを目的に、2006年に設立しました。このたび、運営委員という立場で関わらせていただきます。四国EPOの活動は、多様な主体と連携した幅広い内容であり、中間支援団体として、こちらが学ぶことのほうが多いと感じております。どうぞよろしくお願いいたします。

【顧問】

兼松 方彦
物部川21世紀の森と水の会事務局長

森や川・海に関わる流域住民とともに、高知県の物部川流域の豊かな水と森づくりに向けて、間伐作業や植樹作業、地域交流などの事業に取り組む団体の事務局を担っています。今年度から四国EPO顧問に就任しました。俯瞰的な視点で、四国EPO運営へのアドバイスを頼まれています。どうぞよろしくお願いします。